ベビーが生まれて早2週間 . . . 。
母乳の出は悪くなさそうだし、ていうかちょっと授乳間隔が開くと胸が張って痛いし!
ピジョンの搾乳機が母乳実感の哺乳瓶に直接搾乳できて便利そうなんだけど、2種類の電動搾乳機「handy fit+」と「pro personal R」が何が違うのかよくわからなくて決めきれない . . . !
そんなわけで「handy fit+」と「pro personal R」の違いを調べてみました。
先に結論を言ってしまうと、最終的に私が選んだのは「handy fit+」。
比較した結果、上位モデルの「pro personal R」に値段の差ほど魅力を感じなかったからなんです。
「handy fit+」と「pro personal R」は何が違うのか、そしてどういう人が上位機種のpro personal Rのほうがおすすめなのか、下にまとめたのでぜひ見ていってくださいね!
👇 こちらがおすすめのhandy fit+(ハンディフィットプラス)
👇 上位モデルのpro personal R(プロパーソナルR)。コードレスで使えるようになるバッテリーセットがお手頃だし便利
handy fit+とpro personal R、どっちを選ぶべき?何が違う?
そんなわけで、handy fit+とpro personal Rの機能などの違いを一覧表にしてみた結果こうなりました。
handy fit+ | pro personal R | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
価格(ピジョン公式) | ¥13,200 | ¥20,350 |
楽天市場最安値(2025/07/17時点) | ¥8,833 👉️ 今の最安値を見てみる | ¥17,700 👉️ 今の最安値を見てみる |
コードレス利用 | ◎ 可 | △ 別売りの充電式バッテリー購入で可 |
準備ステップ | ◎ 2段階 | ◎ 2段階 |
搾乳のモード | ○ 1種類 | ◎ 3種類 |
搾乳の強さ | ◎ 6段階 | ◎ 6段階 |
両胸同時搾乳 | ✕ 対応不可(片胸のみ) | △ 別売りのさく乳ボトルキット(追加用ボトル)購入で可 |
哺乳瓶への搾乳 | ◎ 哺乳瓶に直接搾乳OK | ◎ 哺乳瓶に直接搾乳OK |
パーツ総数 | ◎ 14パーツ | ○ 15パーツ |
毎回お手入れする部品 | ◎ 6パーツ+ボトル(哺乳瓶)+ボトルスタンド | ○ 7パーツ+ボトル(哺乳瓶)+ボトルスタンド |
食洗機対応 | ✕ 食洗機非対応 | ✕ 食洗機非対応 |
消毒方法 | ◎ 煮沸、薬液、電子レンジ | ◎ 煮沸、薬液、電子レンジ |
2つの搾乳機の違いをまとめてみると、
- お手入れがラクなのは、handy fit+
- 使い勝手がいいのは標準でコードレス利用ができる、handy fit+
- 搾乳自体の機能バリエーションがあるのは搾乳モードが3種類ある、pro personal R
handy fit+とpro personal R、お手入れラクなのどっち?
部品数の違いは?

気になるお手入れの比較は、搾乳機の部品の確認から。
お手頃価格が魅力のhandy fit+は全部で14のパーツからできていて、原則毎回お手入れするのは11パーツ(搾乳器部分の6パーツ+ボトル(哺乳瓶)関連4パーツ+ボトルスタンド1パーツ)。
一方、ハイグレード版のpro personal Rは、全部で15のパーツからできていて、原則毎回お手入れするのは12パーツ(搾乳器部分の7パーツ+ボトル(哺乳瓶)関連4パーツ+ボトルスタンド1パーツ)。
ハイグレード版ならお手入れもラクになっていると嬉しいところですが、残念ながらpro personal Rはhandy fit+よりもパーツが多いんです . . . 。
ただしパーツ自体はほぼ共通で、handy fit+と全く同じ11パーツにpro personal R特有の1パーツが加わったかたち。
この1パーツを面倒と捉えるか、どうせお手入れするなら1パーツくらいは誤差と捉えるか、ここは考え方次第ですね。

ほとんどがpro personal Rとhandy fit+共通の部品とはいえ、私は1つでも洗い物を減らしたい派だからhandy fit+が優勢かな

ちなみにお手入れしないパーツというのは電動部や充電用のアダプターやケーブルのことなので、母乳が触れるパーツは利用のたびにお手入れが必要です。
食洗機は使える?消毒のやり方は?
そして搾乳機のパーツも哺乳瓶同様に消毒も必要です。pro personal Rとhandy fit+の両方とも煮沸消毒、薬液消毒、電子レンジ除菌の3つのやり方に対応しているのでここは及第点!

消毒は電子レンジ対応だから私でも簡単だった!
夜は私の担当で、哺乳瓶と一緒に除菌じょーずでレンチンして、あとは乾くように蓋を開けとけばOK
あ、でもpro personal Rもhandy fit+も洗浄時に食洗機は使えません。

食洗機使えなくて残念って思ってたけど、よく考えたら食洗機は時間がかかるし私の場合は結局手洗いしてたと思う
洗って消毒も済んだら組み立てないといけなくて、6個もパーツあるけど大丈夫かなって思ってたんだけど、3回目くらいから説明書見ないでできるようになりました!
なんだかんだで、はまるところの形が揃ってたりして慣れれば直感的に組み立てられます。

組み立てよりも、この部品たちを乾かすと言うか水分をしっかり拭き取るのにちょっと手間がかかるかも!
1日1回くらいしか使わないなら置いて乾かしておけばいいんだけどね
handy fit+とpro personal R、使い勝手がいいのはどっち?
標準でコードレス利用ができるのはhandy fit+

手動じゃなくて電動の搾乳機を買うのなら、重視したいのはやっぱり利便性。
まず電源については、handy fit+とpro personal Rはどちらもコンセントから給電する仕組みになっていて、電源のコードもセットされています。

電池式って今の時代ちょっとハードルが高いから、充電式なのはキホンだよね
ただ、問題は充電式かどうか。
handy fit+はバッテリー内蔵なので充電しておけばコードレスで利用できますが、pro personal Rは充電式バッテリーは別売りなんです。
しかも、この充電バッテリーの単体販売がネットで探しても見つからず . . . 。
「とりあえず買ってみて、あとからやっぱりコードレスって思ったらバッテリー買い足せばいいか」って思っていると痛い目に遭っちゃうんです。
pro personal R本体と充電式バッテリーのセット販売は楽天市場やAmazonにあるので、pro personal Rを買うときにはバッテリーが必要かの見極めが重要です。
👇 上位モデルのpro personal R(プロパーソナルR)。コードレスで使えるようになるバッテリーセットがお手頃だし便利

じつは私が当初、まさに「まずpro personal R本体だけ買って、必要になったら充電式バッテリーを買い足そう」って思ってたの。
ピジョンの電動搾乳機の落とし穴がこんなところにあるなんて!買う前に気づいてよかった
handy fit+とpro personal R、搾乳そのものの機能はどう違う?
pro personal Rは搾乳機能へのこだわりがある
ここまで上位機種のpro personal Rよりも、手軽なhandy fit+のほうがお手入れや利便性で優勢なのがわかったけれど、搾乳の機能そのものはというと、さすがにpro personal Rが優秀です。
ピジョンの電動搾乳機はどちらにも搾乳に入る前の「準備ステップ」という機能があるのですが、これはpro personal Rもhandy fit+も2種類のモードがあります。
この準備ステップは、母乳が出てくるまでの赤ちゃんの口の動きを再現するような機能で、一定時間が経つと搾乳モードに移ります。
で、pro personal Rの機能の一番のウリが「搾乳モード」。
pro personal R、handy fit+どちらも搾乳の強さは6段階から選べるのですが、pro personal Rは強さとは別に搾乳のリズム(ピジョン公式の表現だと「さく乳モード」)も3段階から選べます。
pro personal Rの搾乳の3つのリズムの中には実際にベビーに吸われているのに似せたゆらぎのあるリズムも含まれます。
もちろん、電動搾乳機っぽい一定のペースでの搾乳もできるので好みや胸の張り具合に合わせて選ぶことができますよ!

handy fit+のほうは機械的な一定リズムだけど、もちろん搾乳はしっかりできるし、搾乳後のスッキリ感も最高!
私はそんなにこだわりがないから、handy fit+でも十分満足してるよ
handy fit+とpro personal R、どちらを買うべき?
handy fit+が性能◎でコスパも良くておすすめ
そんなわけで、私のおすすめは断然handy fit+。
楽天市場やAmazonでの価格はpro personal Rの半額、コードレス対応だし、お手入れするパーツも少なくて済むし、といいことずくめだからです。
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(私が買ったときは楽天で handy fit+は¥8,859〜、pro personal Rは¥17,700〜でした。)
NICU通い、電動搾乳機経験者はpro personal Rも検討の余地あり
でも、逆にpro personal Rのほうがいい人もいると思っていて
- 産院などで電動搾乳機を使ったことがあって、搾乳のモードが選べないとちょっと物足りない人
- NICUに母乳を届けるために搾乳する人
は、pro personal Rを検討するとよいと思います。
私もNICUに母乳を届けていましたが、赤ちゃんが近くにいないから、handy fit+のウリの「手軽にさっと搾乳できる」とか「赤ちゃんを起こさないように離れたところでコードレスで搾乳する」とかはNICU通いだと必要ないんですよね。
「サクッと搾乳を済ませて早くNICUに届けなきゃ」「面会時間が迫ってるから早く搾乳して少しでも長く面会したい」っていう気持ちに応えてくれるのは、両胸の搾乳にも対応できるpro personal Rのほうですよ!(両胸搾乳には別売りのさく乳ボトルキットが必要です。)
👇️ NICU用に両胸同時に搾乳してフリーザーパックに保存するのに必要なのはこれです!
・pro personal R 本体 | 👉️ 楽天で見てみる | 👉️ Amazonで見てみる |
・さく乳ボトルキット | 👉️ 楽天で見てみる | 👉️ Amazonで見てみる |
・母乳フリーザーパック (40ml・80ml・160mlなど複数あるので注意!) | 👉️ 楽天で見てみる | 👉️ Amazonで見てみる |
<必要に応じて> ・母乳フリーザーパック用アダプター (両胸分なら2つ) | 👉️ 楽天で見てみる | 👉️ Amazonで見てみる |
母乳フリーザーパック用アダプターがあると、哺乳瓶から移すめんどくささがなくてめちゃ便利です!
ただしジップロック的な袋に直接搾乳する=不安定になるから搾乳機をテーブルに置いたりできない不便さもあります。
まずは無しで使ってみて欲しくなってから買い足せばいいと思いますが、1つ500円くらいなので面倒なら一緒に買っておいてもいいのかも(買い足しで送料のほうが高くつくのもあるあるだしね…)。
コメント
めちゃくちゃためになりました!ちょうどこの2つを検討していましてとても分かりやすく、買うのに後押ししてもらえました!
まだ購入していませんが使い心地が楽しみです。
コメントありがとうございます!
そう言っていただけてうれしいです!!
私は handy fit+ のほうを使っていますが
6ヶ月以上たっても故障などもなく快適に使えているのでおすすめですよ。