保育園の送り迎え用に電動アシスト自転車を買いました!
うちは0歳から保育園に通っていて、徒歩30分の道のりを抱っこ紐とベビーカーで頑張っていましたが、娘が1歳になるのに合わせて買ったんです。
実際に探して、調べて、試乗して思ったのですが、漠然と「これにしようかなー」と思ってた自転車にはしなくてよかった!
一般人目線で何が思ってたのと違うのか、どうやって決めたのか、実際に使ってどうなのかをシェアしたいと思います!

長くなっちゃうから、実際に使ってるレビューは別の記事にわけました!

4月入園予定のパパママの参考になるといいな!
こんな子供乗せ自転車を探してた

1歳になる子供を乗せられる自転車を探していた私たち。
まず考えていた自転車の条件は
- 電動アシスト付き自転車
- 子供を前後両方に乗せられる
この2つでした。
近所で見る子供乗せ自転車はみんな電動アシスト付き自転車
近所(23区西側)で見かける子供乗せの自転車は、90%以上がパナソニックのギュット(Gyutto)かヤマハのパス(PAS)で、たまにブリヂストンのビッケ(bikke)。
私もこの3社を第一候補にしました。

実際に使っている人が多いってことはやっぱりイイのかなって思っちゃう。
あと、何かあったときの修理がスムーズそうなのも安心ポイント◎
子供を前後両方に乗せられる、これはあまり気にせず選べた
自転車を探しだして初めて知ったのが、子供を前と後ろの両方に乗せるには「幼児2人同乗用自転車」という規格を満たした自転車じゃないといけないこと。
二人乗せて走ってる人をよく見るので普通にOKなものなんだと思ってました…。
うちは子供は一人だけど二人目が生まれても安心できるようにと確認しながら選び始めましたが、結論「幼児2人同乗用自転車」はほぼ気にする必要ナシ!でした。
パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの3メーカーとも、チャイルドシート対応の自転車はそもそもが「幼児2人同乗用自転車」だったんです。
なので、どの自転車にするか選んでから、買う直前に二人乗せOKか念のため確認する程度のスタンスで大丈夫。

子供を一人しか乗せられない自転車をわざわざ作らないって考えると納得
考えるべきは「前乗せ」「後ろ乗せ」の2択じゃなかった!
ここまでは前提条件で、じゃあ実際に車種を選ぼうってなったときに思ったのが…
「前乗せと後ろ乗せどっち?」
パナソニックもヤマハも、乗車可能年齢は
- フロントチャイルドシート(前乗せ):1歳〜4歳未満
- リヤチャイルドシート(後ろ乗せ):1歳〜小学校就学前
で、1歳だと前と後ろどちらもOKなんですよね。
コスパを考えるとずっと使える後ろチャイルドシート…と思ったのは束の間、
「ベビーカー、いーやー!嫌、嫌、いーやー!」と暴れるうちの1歳児の様子を思い起こすと、後ろに乗せるのは危険すぎる。前乗せに決定だ。
前乗せするならはじめから備えつけのものがイイ
前乗せと決めてから知った意外な事実がありました。前乗せと言っても
- フロントチャイルドシートがはじめから付いているタイプ
- フロントチャイルドシートを後から付けるタイプ
があって、どちらを選ぶかによって全然違いました。

「前乗せか、後ろ乗せか」じゃなくて「前乗せ(元々)、前乗せ(後付け)、後ろ乗せ」の3択って考えたほうがいいくらい違う!
結論から言うと、前乗せにするなら、フロントチャイルドシートがはじめから備えつけられているタイプ一択です。
パナソニックなら「ギュット・クルーム・EX」「ギュット・クルーム・DX」、ヤマハなら「パスキッス(PAS kiss)」が該当します。
これらの車種にすると後付けの前乗せシートと何がそんなに違うのかというと
- とにかく運転しやすい
- 神機能のハンドルロック
激推しのこの2つです。
まず最初の推しポイントは「とにかく運転しやすい」、ほんとコレ!!
前に子供を乗せたらハンドルが取られて危ないからお米とか乗せて練習しとかなきゃ…と本気で思っていましたが、全く必要ありませんでした。
フロントチャイルドシートがはじめから付いている自転車を買いましたが、ハンドルを取られることが全然ありません。
子供を乗せるのがハンドルの間の部分で、前輪にうまく子供の体重が乗るようになっているんです。


でも後付けのシートの場合はハンドルの内側に付けるので、ハンドルを取られやすくなってしまいます。
しかも、チャイルドシートがちょうど膝を動かすところにあるので当たって漕ぎづらいというデメリットもありました。(これはお店で試乗してはじめて気づきました!)
そして、神機能のハンドルロックについて。
普通、自転車って停めると下の写真みたいな感じに、前輪とその上のハンドル部分が固定されずに左右に動きますよね(後輪はこっち向いてるけど前輪は横向いてる)。

後付のチャイルドシートはハンドルとその周辺のフレームに取り付けるので、子供を乗せ降ろしするときにチャイルドシートが動いてしまいます。
それに対してフロントチャイルドシートがはじめから付いている自転車は、自転車をスタンドに立てると、前輪とハンドル部分が左右に動かないようにカチっとロックがかかります(※搭載しているリヤチャイルドシートモデルもあり)。
これが神機能で、「自転車乗りたくない!」「早く降りたい!」と言わんばかりに手足をバタバタされてもびくともしないんです!乗せ降ろしがめっちゃラク◎

後付けの前乗せシート比較的安価に手に入るから、そちらにしようか最初は迷ったのよね。1年もすれば後ろに乗せられるし。
でも毎日のことだから、ストレスなく使えるやつにして正解だったと思う!

朝はパパママも時間に余裕がないから、すぐ乗せて出発できることが思ってたよりずっと重要だったんだよね
最終的に PAS Kiss を選んだ理由

ネットで調べて、口コミも見て、街中で子乗せ自転車を使っている人たちの様子も見て、自転車屋さんで試乗して。
最終的に私たちが選んだのはヤマハの子供前乗せ自転車パスキッス(PAS Kiss mini un SP)でした。
(「パス キッス ミニ アン スーパー」って読むらしい。読めない名前をつけないでくれ…!)
パナソニックのギュットシリーズも良かったのですが、最終的な決め手になったのはヤマハの前乗せの象徴的な「コクーンシート」とオプションのリヤチャイルドシートの仕様。
1歳になったばかりで自転車イヤイヤと暴れるかもしれないし、私のハンドル操作に自信がないし、で、コクーンシートでしっかり囲めるのは安心感がありました。
上で書いたとおり、今まで3ヶ月乗ってハンドルを取られたことはなかったのですけれど。
ただ、一度だけシートベルトの片側がちゃんと留まっていなかったことがあって、そのときはコクーンシートでよかったと本当に思いました。(さいわい娘がおとなしく乗っていたときで何事もなくて、家についてから気づいたのよ。)
そしてオプションのリヤチャイルドシートは何が決め手かというと、ヤマハのリヤチャイルドシートはパナソニックのよりも大きくて後頭部だけじゃなくて顔の横までしっかり守ってくれるようになっています。
結局はなんといっても安全第一なので。ヤマハはそもそもがバイクを作ってきた会社っていう信頼感は大きかった!

自転車屋さんで見たときは「売約済み」になってるのはパナソニックのほうが多かった印象
もちろんパナソニック特有の機能もあって、ヤマハには無いけどパナソニック(一部モデル)にあるのがこちら。
- ラクイック(鍵をバッグに入れたまま自動解錠できるスマートキー)
- 押し歩きモード
- 空気入れタイミングお知らせ
鍵を出さなくても自転車の電源ボタンだけで解錠できるスマートキーは便利そうだと思ったけど、結果的にうちには必要なかったかも。
うちのマンションは駐輪場が狭いので、私が娘を迎えに行って自転車はエントランスに停めておく→帰ってきたダンナが駐輪場にしまうという使い方が定着しました。
スマートキーは1つしか付いていないけどスペアキーはちょっと高いし、エントランスと駐輪場の間を移動させるために鍵のかわりに電源を付けるのも無駄な気がします。
子乗せ自転車を買って、今まで片道30分かかっていた送り迎えが15分に半減して、もう自転車無しの生活には戻れません。
なくてもなんとかなるけど自転車あったら便利かも…って迷っているなら、検討してみることをお勧めします!
私はヤマハのパスキッスを選んだけれど、パナソニックのギュットもブリヂストンのビッケもそれぞれ良いと思います。
ちょっと高い買い物だからどうせ買うなら早く買って、お互い小学校に入るまで使い倒しちゃいましょうね!
👇 うちで使ってるのはこれ!
マットブラックは汚れも傷も目立たないし、ダンナも抵抗感なく乗ってくれる色。
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